思いが現実をつくる

思いが現実をつくる

こうして浅見帆帆子さんの本に出会ったお陰で、私の人生に対する考え方は大きく変わった。
浅見帆帆子さんは感謝の気持ちの大切さも強調していた。
感謝の気持ちを持つことは、それだけでも人生を好転させるという。

 

そういわれて見ると、私の生活でも感謝すべきことはたくさんあった。
私には、素晴らしい家族と恋人がいる、きついけど素晴らしい病院で看護師として働くことができている、お給料もちゃんともらえている、など今までは感謝もしないで文句ばかりを言っていたことが、どれだけありがたいことかが少しずつわかってきたのだ。

 

それまでは下に落ちていく悪循環のスパイラルが、これを契機に上に昇っていくスパイラルに変わっていった。
時々前のようにネガティブ思考になって、どーんと落ち込むことはあるものの、明らかに前のような落ちていくだけのスパイラルではなくなったのだ。

 

そして、考え方が変わってから少したった頃、今度はジェームズ・アレンという人の本に出会ったのだった。

 

その本は『原因と結果の法則』というものだった。
浅見帆帆子さんの本を読んでいたので、どこか共通する内容のものであったが、それはさらにもっと具体的なものだった。
ずばり、宇宙はすべて原因と結果の法則で動いており、思考が現実をつくるといった内容のものだった。

 

『原因と結果の法則』には次のようなことが書かれていた。

 

私たち人間は「原因と結果の法則」にしたがい、つねにいるべき場所にいます。
私たちが自分の人格のなかに組み込んできた思いの数々が、私たちをここに運んできたのです。
よって、人生には、偶然という要素はまったく存在しません。
私たちの人生を構成しているあらゆる要素が、けっして誤ることを知らない法則が正確に機能した結果なのです。
環境に不満を感じていようと、満足していようと、同じことです。
私たちは、進歩し、進化する生き物であり、どんなときにも自分が学び、成長をとげるために最適な場所にいます。
そして、もし私たちが、ある環境で必要な学習を積んだならば、その環境は間もなく、次の新しい環境に取って代わられることになります。
私たちは、自分を環境の産物だと信じている限り、環境によって打ちのめされる運命にあります。
しかし、
「自分は創造のパワーそのものであり、環境を育むための土壌と種(心と思い)を自由に管理できる」
ということを認識したときから、自分自身の賢い主人として生きられるようになります。

 

人は、現在の環境にたまたまいるのではない。
今現在自分がいる環境は、自分の思いが創ったものだというのだ。
だから、今の環境を変えたいと思うならば環境と闘うのではなく、自分自身をコントロールする術を身につけろ、人格を磨けと言っているのである。
浅見帆帆子さんももっとくだけてはいたが、同じことを言っていた。

 

まさに目からうろこの状態だった。
なんだ、人生とはそういうことなのか、と妙に納得できた。
そういわれてみると、自分の周りの人たちを見回しても、自分自身を考えても、なるほどこの法則が当てはまるような気がする。

 

このことを納得できた理由として、私にはもう一つ思い当たることがあった。
こんなことを書いたら誤解を受けそうだし、非難されそうだが、私が感じたことを正直に書きたい。

 

病棟に看護師として就職して、たくさんの患者さんに接してきた。
私の病棟は急性期の病棟で、色々な疾患の人がいた。
その色々な患者さんと接していくうちに、あるいくつかの病気において、同じ病気になる人は同じような性格というか雰囲気をもっている人がいるということを感じたのだった。

 

例えば、心疾患になりやすい人の性格というのは学術的に証明されており、医療の現場では常識的になっているものもある。
でもそれだけでなく、その他の疾患にも性格というか心の癖みたいなものがあるように、私は漠然と感じていたのだ。

 

それは悪い性格ばかりではない。
それにはっきりと言葉にあらわせるようなものばかりでもなかった。
ただ、看護師として直感的に感じたのである。
ある病気の人が入院してくると、“ああ、また同じにおいのする人が入院してきた”という、看護師の勘みたいなものだ。

 

最初は自分の心の中で思うだけであったが、ある日ふとした会話から先輩看護師にも同じように感じている人がいることがわかった。
そうして他の人とも話をするうちに、同じように感じている人が看護師にも医師にも何人もいることがわかった。

 

このような経験から、漠然と、人間の考え方や心のの癖みたいなものは、人生にあらわれるのではないかといったような感想を持ち始めていたところだった。
そんなときに『原因と結果の法則』を読み、その中でジェームズ・アレンが述べていることは、素直に納得できることだったのだ。

 

ジェームズ・アレンの本に出会い、私はいっそう自分の心を見つめ、思いに注意するよう意識していくのであった。

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